辛い外反母趾に悩んでいる女性は多いです。悪化すると治すことが難しくなるので、早めの段階で進行を防ぐことが大切ですね。特に美足・美脚を目指すなら、今はまだなっていなくても予防した方が安心です!外反母趾になる原因や対策を解説します。

痛くて辛い外反母趾。予防するにはどうすれば良いの?

実際に経験した人はよく分かると思いますが、外反母趾の痛みはかなり辛いです。歩くのがやっとの状態となり、きれいなウォーキングなどする余裕もなくなります。すでに症状が表れているなら、原因をまず理解した上で、問題を改善するための予防策を行いましょう。

外反母趾の特徴と原因

足の親指が小指側に曲がってしまう

外反母趾は、足の親指(母指)が小指の方向に曲がり、骨が変形している状態のこと。足の外側のラインが「くの字」のようになるのが特徴です。親指のつけ根の関節が突き出し、靴に当たって炎症すると痛みを伴います。悪化すると、靴を履いていなくても痛むほど、深刻化することもあります。

女性に多い

外反母趾で悩んでいるのは、男性より女性の方が圧倒的に多いのです。原因の1つは、女性の方が筋力が弱いから。親指で踏んばる力が弱いため、親指が浮いた状態になり、付け根を使って歩くようになります。結果、親指が次第に人差し指の方に押されていき、外反母趾になってしまいます。

ハイヒールや合わない靴を履くことが原因

ハイヒールなどの窮屈な靴は、外反母趾になる大きな要因の1つです。つま先に向かって狭くなった靴は、本来の足の形を合いませんよね。親指を強く圧迫します。収まりきらない親指は、小指方向へ曲がってしまいます。

逆に大きすぎる靴もNGです。靴の中で前滑りして、つま先が靴先に押しつけられます。結果、骨が防御反応をとり、骨が突出したタイプの外反母趾になりやすいです。

外反母趾には5種類ある

靭帯性外反母趾

親指が大きく曲がっている外反母趾。足指を支えている横アーチの靭帯(横中足靭帯)が緩んでしまうと、こうなります。足裏の力が未発達なことが原因だといわれていて、幼少期にいつも靴下を履いていたり、あまり歩き回らなかった子に多いとか。足裏への刺激が足りないと起こり、扁平足な場合も非常に多いです。

仮骨性外反母趾

実際に親指はそれほど曲がっていません。しかし親指の付け根の骨が異常に発育し突出しているため、親指が曲がって見えるのです。突出した骨(仮骨)が、親指を押し上げてしまうこともあります。骨の異常突出の原因は、親指を浮かしたり反らしたり、正しい歩き方ができていないせいだといわれています。

混合性外反母趾

一番多いタイプです。その名の通り「靭帯性外反母趾」と「仮骨性外反母趾」の両方が組み合わさっている状態。はじめは片方でも、年を重ねるにつれて混合性になる人も多いです。症状が悪化すると、靴との摩擦で骨の上に粘液が溜まる「バニオン」という症状が起こることもあります。

ハンマートゥ性外反母趾

生まれつき外反母趾になりやすい人もいます。それが「ハンマートゥ性外反母趾」。特に足の指が長すぎたり、足指が縮こまっていたり、指先が上向きなどの身体的特徴を持つ人に多いです。このような形状の足は、足指が極端に浮きやすく、足指を「ハンマー」にように縮こまらせて歩くクセがあります。

病変性外反母趾

病気や怪我により、足が変形する場合があります。治すには外科手術が必要となり、他の外反母趾とは対処方法も異なります。リウマチやヘバーデン結節といった病気が原因の場合は、テーピングにより変形の進行を防ぐ対処も行われます。

外反母趾の症状とは?

親指に力が入らなくなる

「かかと、足の指、指の付け根」の3点を、同時に地面に付けた状態で歩くのが理想的です。この状態だと、重心が真ん中にきます。しかし外反母趾になると、親指に力が入らなくなります。すると2点で体を支えるためバランスが不安定になり、重心がかかとに偏ってしまいます。結果、足腰を痛めたり、姿勢が悪くなります。

親指が痺れる

親指の付け根の骨が出っ張ると、余計に靴と摩擦しやすくなります。この突出した骨には知覚神経が通っているため、圧迫や刺激で親指が痺れることもあります。痛みを伴うこともまれではありません。

親指の付け根が腫れる

外反母趾で、親指の付け根が腫れることもあります。熱を持ち、激痛を伴うこともあります。あまりの痛さに「痛風」と勘違いする人もいるとか。自己判断が難しい状態なら、腫れや痛みが出たら専門の医師に相談しましょう。

外反母趾の予防と改善

ホーマン体操をする

外反母趾の進行を止めたり、予防として筋力アップするなら、「ホーマン体操」がおすすめです。
用意するものは、幅広のゴムバンド。両足の親指にひっかけたとき、両足の間が3cm前後になる大きさがベストです。

【やり方】

  1. 床に足を伸ばして座り、両足の親指にゴムバンドを引っかける。
  2. かかとは床につけたまま、指側(足先)を外側に開く(ゴムが引っ張られる)。
  3. 親指が本来あるべき正しい位置になるところまで引っ張ったら、10秒止める。
  4. ゴムを緩め、ゆっくりと元の位置に戻す。

これを30回1セットで、1日3セット行うのが理想的。できるだけ毎日継続しましょう。30回が大変であれば、はじめは回数を減らし、徐々に増やしても大丈夫です。

歩く時はしっかり膝を伸ばして踵から着地する

正しい歩き方は、外反母趾の予防にもなります。基本はしっかり膝を伸ばして歩き、踵から着地すること。地面に足を着く順序を意識します。まず踵が着いて、次に指の付け根です。そして指先の筋力も使って前に進みます。この体重移動がスムーズにできると、美しい姿勢で歩けますよ。

窮屈な靴やヒールを履かない

外反母趾にならないためにも、進行を防ぐためにも、靴を見直すことが非常に大切です。なかなか心地よく履ける靴が見つからなければ、オーダー靴を検討してみては。できたら.ヒールの高さは5cm以下の方が、予防になります。ピンヒールより、太くて安定感のあるタイプがおすすめ。素材もやわらかくて、摩擦が少ないものを選んでください。

外反母趾を予防して颯爽と歩こう!

外反母趾は予防はできます!まずは今履いている靴が窮屈だったり大きすぎないか確認しましょう。ハイヒールを履かなければならないときもありますが、できるだけ頻度を減らして足を休ませてあげるのも大切です。ホーマン体操もぜひ取り入れてくださいね。